幻日・巻雲・水星
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朝に22°ハロを見せた巻層雲の空は、やがて太陽がぼんやりと見える高層雲の空へと変化。そのまま曇り続けるかと思っていると、午後2時過ぎに再び巻層雲の空へと変化。
この巻層雲がすばらしい大気光学現象を見せました!
A.ふだんよく見られる現象 と B.レアな現象 に分けて並べると・・・・
A.①太陽を半径22°で取り巻く円形の「22°ハロ」
②太陽の左右約22°に明るく輝く「幻日」
③太陽の上方22°で髭のようなカーブを描く「タンジェントアーク」
④太陽の上方46°で天頂を中心とした円弧をなす「環天頂アーク」
B.⑤幻日を通って太陽と同一高度の大きな円の「幻日環」
⑥幻日環の一部で、太陽から東西へ120°の方位角に「120°幻日」
⑦太陽の上方46°に接する「上部ラテラルアーク」
⑧太陽の下方46°に接する「下部ラテラルアーク」
⑨太陽を中心とする半径46度の円形の「46°ハロ」
ざっと、おもなもので9種類の現象がいっぺんに見られるすごいことになりました。いずれも明るいものが多く、特にパリーアークが明るく明瞭なため、すばらしい複合ハロ(コンプレックスディスプレイ)の光景でした。
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日本海側で大雪が続く中で、昨夜は石川・福井県境付近の冬季雷にともなうスプライトを4イベントとらえました。いずれもカラム型(円柱型)のスプライトでみごとなサークルをなす群が2イベントありました。
今朝も氷点下の気温でとても寒いけれど、日差しがしっかりとあったので、野鳥の活動が活発でした。静水は氷がはっており、こうした場所にカワセミはおらず、場所を変えて探してみると、やはり池から水が流れ出ている場所などでカワセミに出会えました。
空は冬の積雲。暴れるような対流によって、迫力のある形をした積雲が多く、周辺部が太陽の近傍に来ると、とても鮮やかな彩雲を見せていました。
最高/最低気温(桑名):4.9/-2.7℃
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週末の寒波を控えて、おだやかな冬の陽気。しばらく雨が降っていないことと風が弱いことから、湖や池の水面が静穏で魚を見つけやすいのか、連日、カワセミを目撃しています。今日は、かなりの距離まで接近できて、ようやくトリミングせずにお見せできるカワセミの写真が撮れました。次からは魚を捕食する瞬間の撮影などにも挑戦できそうです。
今日の空は、冬の積雲や層積雲、レンズ雲が見られる中で、巻雲も多く現れ、一瞬ながら幻日も輝きました。
気象状況は、500hPa天気図で東西に長い寒気があり、これから、日本海にポーラーローが急発達し、日本海側を中心に大雪が予想されています。三重県北部は明日の木曜の午後に降水がありますが、雨。その後、金曜の朝にかけて氷点下の気温となるも降水はなさそうです。
最高/最低気温(桑名):10.6/4.2℃
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